なぜ獲った…。レアル・マドリード、冬の大失敗補強5選。あまりに残念? 期待を裏切った男たち
FW:アントニオ・カッサーノ 生年月日:1982年7月12日 在籍期間:2006年1月~2007年8月 レアル・マドリード通算成績:29試合4得点3アシスト イタリアの悪童、アントニオ・カッサーノも、冬の移籍市場でレアル・マドリードに加入した選手だ。 カッサーノはローマで活躍したあとで2006年にレアル・マドリードに加入した。しかし、加入時から体重の管理ができずに苦戦。得意のファンタジーは見せられないまま、ラ・リーガ1シーズン目は1ゴール1アシストに終わった。 1996年夏にファビオ・カペッロ監督がやってくると課題の体重についてはコントロールされたが、指揮官を侮辱したとして問題になり、それ以降はほとんどピッチに立つことはなかった。 底知れない才能を持ったカッサーノだが、行く先々で問題を起こしたのは周知の事実。レアル・マドリードほど多くのスター選手を抱えるクラブが、カッサーノという爆弾を抱えるリスクをおかす必要があったのかは疑問が残るところだ。
MF:ルーカス・シウヴァ 生年月日:1993年2月16日 在籍期間:2015年1月~2015年8月, 2016年6月~2017年1月 レアル・マドリード通算成績:9試合0得点0アシスト 2015年冬にブラジルのクルゼイロからやってきたルーカス・シウヴァは、スペインでほとんどインパクトを残せずに去った。 ブラジルの世代別代表を経験してレアル・マドリードにたどり着いたルーカス・シウヴァは、守備的MFの選手。当時はサミ・ケディラの後釜として期待された。加入当初は起用されたものの、レギュラー奪取には至らず、同年夏にマルセイユへのレンタルが決まる。 1年後に復帰したルーカス・シウヴァは、次にスポルティングCPで経験を積むことになったが、メディカルチェックで心臓疾患の疑いが指摘されて破談に。結局レアル・マドリードに残ることになったが、出番はほとんどなかった。 2017年1月に古巣のクルゼイロへレンタルされたルーカス・シウヴァは、2019年夏にレアル・マドリードとの契約を解除。在籍年数はそれなりに長かったが、ファンの前に立つ機会はほとんどなかった。