AEW世界王座への挑戦権を獲得したウィル・オスプレイ（ ©All Elite Wrestling）

　米国・AEWの「AEW　DYNAMITE」が29日（日本時間30日）に放送され、元新日本プロレスのウィル・オスプレイ（31）がAEW世界王者スワーブ・ストリックランド（33）への挑戦権を獲得した。 【写真】火炎放射器で攻撃するダービー・アリン 　この日は勝者が新日本とAEWの合同興行「Fоrbidden　Dооr」（6月30日＝日本時間7月1日、ニューヨーク州ロングアイランド・UBSアリーナ）でAEW世界王座に挑戦できるバトルロイヤルが行われた。時間差入場の同戦でジェイ・ホワイト、PAC、ミスティコの3人に続いて登場したのが、AEWインターナショナル王者のオスプレイだ。 　5人目として姿を現した新日本プロレスの海野翔太には断崖式DDTでマットに突き刺されてしまうが、リング上での再会に会場からは大きな歓声が巻き起こった。さらに6人目にはクラウディオ・カスタニョーリ、7人目にリオ・ラッシュ、8人目にオレンジ・キャシディ、9人目にエチセロが登場。超豪華メンバーが一堂に介した。 　目まぐるしく攻防が入れ替わるなかで、終盤はオスプレイとキャシディの一騎打ち状態に。ストームブレイカーを切り返されて窮地に陥ったオスプレイだが、3カウントは許さない。最後はオスカッターでキャシディを沈め大混戦を制した。 　挑戦権獲得後のリング上では、スワーブと視殺戦を展開。今年2月に新日本プロレスに別れを告げAEWの一員となったオスプレイだが、くしくも古巣との合同興行という舞台でAEW世界王座挑戦という大チャンスが舞い込んだ。