二十歳のとき、何をしていたか?/野村友里 小学校からの同級生とインターハイへ。テニス漬けの毎日を経て留学し、ロンドンで気づいた料理と空間の関係。
AT THE AGE OF 20
成人式の日、おばあさまが昔着ていた、かわいらしい柄の着物を着た野村さん。誕生日当日は学校の友達や先輩に祝ってもらったそう。「うちの学校は中高は女子部になるんですけど、小学校と大学は共学。私は弟もいたせいか、男友達と女友達が同じくらいいて、なかでも音楽や写真や絵が好きな男の子たちのプレゼントは気が利いてました。好きな曲を入れたカセットテープとか、二十歳だから20本のひまわりとか。お祝いでもちゃんと個性を出するところにセンスを感じました」
プロフィール
野村友里|東京都生まれ。おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。2012年、原宿にレストラン『eatrip』をオープン。2019年、表参道GYRE内にグロサリーショップ『eatrip soil』をオープン。著書に『とびきりおいしい おうちごはん』(小学館)など。 photo: Takeshi Abe, text: Neo Iida, hair: Miho Matsuura (TWIGGY.), make: Shoko Takitani (TWIGGY.)(2024年3月 923号初出)
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