【山口県】[周南公立大]学内の松下村塾で語り合い 学生20人がプロジェクト参加
周南市の周南公立大(髙田隆学長)にある松下村塾の模築で学生が語り合う「松下村塾プロジェクト」が22日から髙田学長を塾長にスタート。髙田学長は「それぞれの志を持って進んでほしい」と参加した学生20人に呼び掛けた。 松下村塾は幕末の思想家、吉田松陰が萩に開いていた私塾。明治維新で活躍する人材を輩出したことで知られている。模築は本物と同様に造られ、全国に7カ所ある。周南公立大の模築は吉田松陰生誕160周年、徳山大学開学20周年を記念して1990年に建てられた。 このプロジェクトは地域で活動しているSDGsアンバサダーの学生が発案し、第1回はそのメンバーが参加した。「感謝と思いやり」をテーマに、代表の井上凰斗さん(20)が最初にスピーチした。今後は毎週金曜の昼休みに開き、学生に広く参加を呼び掛ける。