最低賃金、目標の全国平均1500円にどれだけ近づくか 愛知県の最低賃金の改正に向けて審議始まる
愛知県の最低賃金の改正に向けて、審議が始まりました。物価上昇を踏まえ、過去最大となった2023年の引き上げ幅を超えられるか、注目が集まります。 7月4日、愛知労働局で開かれた愛知地方最低賃金審議会の初会合には、労働組合や経営者団体などから15人が出席しました。 愛知県の2023年の最低賃金は、引き上げ幅として過去最大の41円が引き上げられ、時給1027円になりました。 政府は2030年代半ばまでに、最低賃金を全国平均で1500円にすることを目指していて、物価上昇の影響も踏まえ、どれだけ近づくか注目が集まっています。 審議会は、厚生労働省の諮問機関・中央最低賃金審議会が示す改定額などを踏まえて8月上旬に答申し、10月1日からの新しい最低賃金の発効を目指します。
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