大阪万博跡地に大型複合施設「EXPOCITY」迫力のガンダムも
幅26メートル巨大スクリーンのシネコン
最新鋭シネマコンプレックス「109シネマズ大阪エキスポシティ」は地域最大の11スクリーン。高さ18メートル、幅26メートルの巨大スクリーンも出現して圧倒的な迫力だ。世界初のシステムも導入。新世代の上映システム「4DX」は動く座席、吹きつける風など、劇中のシーンにシンクロしたリアルな刺激を味わえる。席に座って観るのではなく、テーマパークのアトラクションのように「ライドする(乗り込む)」シアターとなっている。 他にも、アメリカの文化や日常を通して楽しみながら学べる体験型英語教育施設「OSAKA ENGLISH VILLAGE(オオサカイングリッシュビレッジ)」、大自然超体感ミュージアム「オービィ大阪(Orbi Osaka)」など、いずれも大型エンターテインメント施設だ。 さらに来春開業の予定だが、日本一の高さ120メートル超を誇る大観覧車「OSAKA WHEEL(オオサカホイール)」は、従来の観覧車とは一線を画した趣向を凝らしたものになるという。 また、衣料品など305店舗が入る「ららぽーとEXPOCITY」は、エンターテインメント性のあるレストランや体験型ショップを集め、非日常のドキドキと未体験のワクワクを体感できるもので、コンテンツの充実をはかっている。
バンダイ直営ガンダム専門店「ガンダムスクエア」も
この日は、竣工披露パーティーも催された。 三井不動産の菰田正信社長、小西禎一大阪副知事、後藤圭二吹田市長がステージに登壇し、それぞれ挨拶した。菰田社長は「本日、エキスポシティが晴れて竣工式を迎えられました。本施設は『遊ぶ、学ぶ、見つける』楽しさをひとつに!をテーマにし、8つの大型エンターテインメイン施設があります。日本を代表する新しい観光体験を発信していきたいと思います」などと述べた。 後藤市長も、「連日ここに来て、晩御飯を食べて帰りたい。吹田市民を代表して末永くお付き合いをよろしくお願いします」と、明るく語った。 飲食店なども話題性が高く、バンダイ直営ガンダム専門店「ガンダムスクエア」にはベーカリー事業へ初参入のベーカリーカフェ「BC-bakery」もあれば、「焼肉・平城苑」「かつ工房和幸」「讃岐うどん まごころ」など、関西初出店のショップも目白押しだ。 約6400万人が押し寄せて熱狂した大阪万博から45年。日本最大級の大型複合施設の登場は、経済波及効果も期待されている。 (文責/フリーライター・北代靖典)