【東北地区社会人・大学野球対抗戦】社会人4チームvs.大学6チームが激突! 初日は社会人投手陣が大学生を圧倒
実力派右腕が富士大強力打線を0封
第3試合は日本製紙石巻が4対0で富士大に勝利(5回雨天コールド)した。富士大はドラフト候補の麦谷 祐介外野手(4年=大崎中央)、佐々木 大輔内野手(4年=一関学院)らが並ぶ強力打線を形成するが、最速152キロ右腕・秋田 稜吾投手(24=東海大相模ー中部学院大)の前に、3安打無得点に抑え込まれた。またこちらもドラフト候補に挙がる先発左腕・佐藤 柳之介投手(4年=東陵)は3回途中3失点と試合をつくれず。雨の影響でぬかるんだマウンドに対応できず、4与四球と苦しんだ。 日本製紙石巻は打線が秋田の好投に応えた。3回、2死二、三塁の好機で3番に入ったルーキー・今野 瑞暉内野手(22=堀越ー青森大)が右前に2点適時打を放ち先制。その後も連打で加点し、4回は1番・小林 俊輔外野手(23=水戸商ー立正大)の中前適時打で突き放した。投打ともに大学トップレベルの実力を誇る富士大相手に、社会人の意地を見せつけた。 24日は石巻専修大対七十七銀行、東日本国際大対JR東日本東北、東北福祉大対日本製紙石巻の3試合が予定されている。東北の猛者たちによる熱戦が続く。 (取材=川浪康太郎)