「説得力皆無」菅野志桜里氏、“古巣”立憲民主を「お金にきれい」発言でツッコミ殺到する「ガソリーヌ」と呼ばれた過去
かつて、立憲民主党や国民民主党で衆院議員を務めていた、弁護士の菅野志桜里氏が、自身のXにポストした内容にツッコミが殺到している。 【写真あり】菅野志桜里氏、議員時代の「不倫騒動」お相手 10月17日、菅野氏は、自身のXの投稿で、こう切り出した。 《このままいくと「お金に汚いけど政権運営の実績はある自民党」か「お金にきれいだけど政権運営は任せられない立憲民主党」かを迫られる選挙になって有権者として辛すぎる。。。》 自民党と立憲民主党の両方を批判する形で、言うならば“究極の選択”として両党を比較してみせたのだ。さらに、Xはこう続く。 《石破総裁は今からでも遅くないから「政策活動費廃止」に踏み込むべき。「自民以外全党廃止」なのに、元凶の自民だけが廃止の抵抗勢力になっている現状は異様。最速解散をしたのはご自身なので議論の時間不足は言い訳にならず。 野田代表は今からでも遅くないから「安保法制維持」と「物価目標0%超の撤回」に踏み込むべき。施行して8年6か月経った安保法制の廃止は国家として採用できない選択肢なので、本気であれリップサービスであれ、廃止を言い続ける以上政権を託せない》 両党に対して、公約面の歩みを寄りを求め、有権者に対して、現実的な選択肢を提示するように注文をつけた。 そして最後に、 《SNSにおける非政治家による政策評価力はあなどれない。政策の発信→評価→修正→発信サイクルの回転スピードが上がっている今、各党各政治家の修正力が選挙の帰趨を左右すると思います! (でもおそらく修正力効かないので、維新・国民にその分を期待するしかないのかも)》 と、まるで「自身の提案を受け入れたほうがいい」と言いたげな内容で締めくくったのである。 しかし、この菅野氏の投稿には、Xユーザーから猛烈なツッコミが寄せられてしまった。批判が多いのは《お金にきれいだけど政権運営は任せられない立憲民主党》という部分だ。 菅野氏自身にも、過去に「政治とカネ」の問題で、最終的に謝罪に追い込まれたことがあった。政治担当記者がこう話す。 「2016年、民進党時代の菅野氏(当時は山尾姓)が、自身が代表を務めていた2012年分の民主党愛知県第7支部の政治資金収支報告書に、年間230万円分のガソリン代を出費したことなどを『週刊新潮』が報じました。 ガソリン代の大半はプリペイドカードで支出していましたが、走行距離に換算すると地球5周分以上などと批判されたんです。 結局、元公設秘書が2011年から2012年にかけて計217万円の不正請求を認め、全額が弁済されましたが、菅野氏は2016年12月に『国民に疑念を抱かせた。おわび申しあげる』と謝罪することになりました」 当然のように、X上ではこうした菅野氏の過去の不祥事に言及する声が多い。 《思い出しました ガソリンの方ですね 説得力皆無です》 《現職時のガソリンプリカ問題、結局納得の行く説明無いままでしたね》 《自分自身が旧民主党時代にお金に関してやらかして、「ガソリーヌ」とまで言われたのを忘れたのでしょうか》 《いや、あんた、1番カネに小狡いじゃないかレシート集めしてなにしたっけ?》 前出の記者が、菅野氏と立憲民主党の関係性について解説する。 「2009年に、民主党公認で衆院選で初当選したことから、その流れを受け継いた民進党、立憲民主党のイメージが強いかもしれません。しかし、2020年3月、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案の採決で造反したことから、立憲民主党を離党。 同年7月に国民民主党に入党しましたが、2021年6月に次期衆院選への不出馬を表明し、国会議員として失職し、弁護士として政治的発言を続けています。 最近はどちらかといえば『立憲民主党はだらしない』といったスタンスの発言を続けているのですが、いまだに彼女が、立憲民主党にいたころのイメージを強く抱いている国民は多いです」 立憲民主党としては、批判されたうえに“火に油”状態では頭を抱えたくなるだろう。