マーゴット・ロビー、アカデミー賞にノミネートされなかったことにコメント「悲しいなんてあり得ない」
先月発表されたアカデミー賞のノミネーション。毎年、前評判でノミネートは確実と言われていたのに入らなかった人が出てくるが、今年もちらほら。映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のレオナルド・ディカプリオや映画『プリシラ』のソフィア・コッポラ監督などの名前が「候補入りを逃した意外な人」リストに入っているが筆頭が映画『バービー』の主演、マーゴット・ロビーとグレタ・ガーウィグ監督。この作品から助演男優賞&助演女優賞にノミネートされたライアン・ゴズリングとアメリカ・フェレーラは2人が候補に入らなかったことに批判的なコメントを発表している。 【写真】まるでリアルバービー⁉ マーゴット・ロビーのファッション遍歴をプレイバック
そんな中、マーゴット・ロビーがノミネーションを逃したことについてコメントした。今週映画俳優組合(SAG-AFTRA)が主催した『バービー』の上映イベントに出席したマーゴットは「自分がこれほどまで祝福されていることがわかっているのに、悲しいと感じるなんてありえない」とコメント、映画が世界的な社会現象になったことが嬉しいと話した。「私たちよりも、映画そのものよりも、私たちの業界よりも大きなものになったと思う」。とはいえグレタ・ガーウィグ監督が監督賞の候補に入らなかったのは残念に思っているとか。「明らかにグレタは監督としてノミネートされるべきだと思う。彼女の成し遂げたことは一生に一度、キャリアでも一度きりのことだから」。
この作品は全世界で興行成績14億ドルを超える大ヒット作となり、女性監督が単独でメガホンを取った作品として唯一10億ドルを超えるという記録を樹立した。マーゴットは「私たちはカルチャーを変え、カルチャーに影響やインパクトを与えるような作品を目指している。『バービー』は私たちが夢見た以上のことをすでに成し遂げている。それこそがこの作品から得られる最大の恩恵なんだ」。 ちなみに今作は主演女優賞や監督賞の候補は逃したものの、助演男優&助演女優に加え作品賞や脚本賞など8部門にノミネートされている。今年はどんな作品がオスカーに輝くのか3月10日(日)の授賞式を楽しみに待ちたい。