能登半島地震の死者220人 うち災害関連死は13人…中能登町で断水解消(13日午後4時現在)
石川県庁で13日午後4時に開かれた能登半島地震の災害対策本部員会議で報告された県内の被害状況です。 ■死者220人、安否不明者26人 地震による犠牲者は220人に上っていて、珠洲市が最も多く98人、輪島市で88人、穴水町で20人などとなっています。このうち震災後にけがや身体的不安による病気などで亡くなったとみられる災害関連死は、輪島市で1人取り下げられて3人になり、合わせて13人となっています。 また、安否が分かっていない人は輪島市で22人、珠洲市で4人のあわせて26人です。 集落の孤立も依然、続いています。 最も多い輪島市では2地区が解消され8地区となりましたが、珠洲市の5地区、能登町の2地区であわせて15地区、793人が孤立したままです。避難者は輪島市で148所8500人余り、珠洲市で60か所4400人余り。県全体では約2万797人となっています。2次避難所への中継拠点となる金沢市のいしかわ総合スポーツセンターを利用した避難者は194人、2次避難所に移った避難者は、15箇所で417人となりました。 ■午後2時現在の断水情報 中能登町の断水は解消しました。 珠洲市では約4800戸、輪島市では約1万戸、七尾市では約2万400戸。このほか、穴水町、能登町、志賀町、羽咋市、かほく市、内灘町の合計9の市と町の約5万5550戸で断水が続いています。 ■午後4時現在の停電情報 北陸電力送配電によりますと、輪島市で約5600戸、珠洲市で約3500戸、このほか七尾市、志賀町、穴水町、能登町の6つの市と町で約1万950戸で電気が止まったままです。
北陸放送