枕崎が初回にビッグイニング!21年ぶり夏4強つかむ!【24年夏・鹿児島大会】
<第106回全国高校野球選手権鹿児島大会:枕崎 11―1 鹿児島情報(6回コールド)>22日◇準々決勝◇平和リース球場 【トーナメント表】夏の鹿児島県大会 結果一覧 枕崎が立ち上がりにビッグイニングを作る。相手のミスや四球も絡んで一死満塁と絶好の先制機に、死球で先制点を挙げた。続く6番・木村 拓真(2年)の二ゴロエラーで2点を追加。7番・板敷 光太郎(2年)が走者一掃の中越え2点適時三塁打を放ち、8番・外薗 宗朋(3年)の犠飛で板敷を返した。打者一巡、6得点と上々の立ち上がりだった。 鹿児島情報はその裏、一死一二塁として4番・上田 敬太主将(3年)が一塁強襲の適時内野安打を放って、1点を返した。なおも畳みかけたかったが、併殺で打ち取られた。 2、3回と三者凡退だった枕崎。4回も二死となって四球、連打が出て、2番・上釜 征也(3年)の左前適時打で7点目を挙げた。5回は三者凡退だったが、圧巻は6回だった。 二死満塁として、この日3打席凡退。初回と3回の得点機にも仕事ができなかった4番・尾崎 陸也(3年)が打席に立つ。1ボールから2球目を左越えに運び、勝敗を決定づける走者一掃二塁打となった。続く、5番・岩榮 健太郎(2年)にも中越え三塁打が出て、4点をダメ押し、趨勢を決した。 鹿児島情報は4回まで複数走者が出て、4回まで毎回得点圏に走者を進めていたが、2回以降追加点がなかなか奪えなかった。 好機にそつなく畳みかけた枕崎が2003年以来となる21年ぶりの4強入りをつかんだ。