大阪府富田林市のPL教団大本庁で1日、毎年恒例の「PL花火芸術」が開かれ、夏の夜空に約1万4000発の花火が打ち上げられた。打ち上げ場所からほど近い、同府羽曳野市のスーパーでは屋上駐車場を開放。地元のひとたちが大勢集まり、大輪に大歓声をあげた。

今年は新しいスターマインも

[写真]夏の夜空に大輪。子どもが「びっくりした」というくらい大きな音が響いた＝1日午後、大阪府羽曳野市で

　この花火は毎年恒例で、スターマインなど様々な形の花火が登場。それらの花火は大阪府内はもちろん、阪神間や奈良県の一部からもみることができるほど、大規模なものが多いことでも知られている。 　開幕花火が上がりはじめると、見物人からは待ってましたとばかりに「おーっ」という歓声が上がりだす。今年は扇形に開花する「造形」、ピンク・レモン・水色の点滅星が咲く「天空の煌き」と名づけた、これまでにないスターマインも用意されたという。

見物人「世界に誇れる花火ですわ」

[写真]色とりどりの花火に歓声があがる＝1日午後、大阪府羽曳野市で

　同市の女性（30）は「毎年ほんまにすばらしい花火をみせてもうて、ありがたいことですわ。この花火はもう世界に自慢できますよね」などと、少し興奮ぎみに話していた。