「ふてほど」で話題の河合優実、主演映画「ナミビアの砂漠」がカンヌ国際映画祭・監督週間出品決定!
女優の河合優実が主演を務める映画「ナミビアの砂漠」(山中瑶子監督、今年公開予定)が、5月にフランスで開催される「第77回カンヌ国際映画祭」(同14~25日)の監督週間に正式出品されることが16日、発表された。 本作は、第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に史上最年少で招待された映画「あみこ」などで知られる山中監督にとって本格的な長編第一作。主演を河合が務めること以外は、ストーリーや役柄の詳細などは明らかになっていない。 この日、カンヌ国際映画祭のラインナップ発表記者会見が行われ、新人監督の登竜門とも言われる「監督週間」に正式出品が決定した。 山中監督は「河合優実さんの圧倒的な身体の煌(きら)めきよ!毎カットご褒美のように撮っていました。ひと足早く見ていただけるカンヌの観客の皆さんの反応が楽しみです」と歓喜。河合も「心の底から嬉しいです。映画に実りをもたらし続けてきたカンヌの景色を、この作品と共に見られることに、胸の内がキラキラ燃えています。山中瑶子監督を信じて良かったです」と喜びのコメントを寄せた。 河合は、2021年に公開「由宇子の天秤」、「サマーフィルムにのって」の演技で数々の映画賞の新人賞を総なめにし、最近ではTBS系連続ドラマ「不適切にもほどがある!」で昭和の不良少女・純子を好演。お茶の間でも話題沸騰の実力派だけに、新作映画「ナミビア―」の演技にも注目が集まりそうだ。 ◆山中監督コメント あのときのわたしたちでしか作れなかった、この苦しくて自由で愛おしい映画の旅が、ラディカルな監督週間からスタートすることをうれしく思います。お目が高い!!スタッフ、キャスト全員が天才的でした!関わり、見守ってくださった皆さまに大きな感謝と敬意でいっぱいです。そして主演、河合優実さんの圧倒的な身体の煌めきよ!毎カットご褒美のように撮っていました。ひと足早く見ていただけるカンヌの観客の皆さんの反応が楽しみです。 ◆河合コメント 心の底から嬉しいです。映画に実りをもたらし続けてきたカンヌの景色を、この作品と共に見られることに、胸の内がキラキラ燃えています。山中瑶子監督を信じて良かったです。信じて作れば絶対に豊かなものができるし、伝わるはずだ、と思い続けていました。同じように、監督や、映画のことを信じていた人が沢山いました。一緒に映画を作った皆さんの顔が早く見たい思いでいます。この巡り合わせに感謝しています。世界に届くことがとにかく楽しみです。
報知新聞社