参院選「勝利を確信」 連合三重、津で新春旗びらき
連合三重は7日、津市羽所町のアストホールで「新春旗びらき」を開いた。番条喜芳会長はあいさつで、今夏に予定される参院選について「必ず勝てると確信している」と述べた。 番条会長は参院選について「比例代表では連合が推薦する候補の必勝に向けて取り組む」とし、三重選挙区(改選数1)は「候補者が決定次第、必勝に向けて取り組む」と語った。 「賃上げの効果がかすむほど物価高が継続し、実質賃金のマイナス傾向が続いている」と指摘。「労務費を含む価格転嫁が必須」とし、国などに支援の強化を求める考えも示した。 立憲民主党県連の三谷哲央暫定代表は三重選挙区の候補者選定について「大詰めを迎えている。素晴らしい候補者を提示したい」と説明。「何としても勝たせてほしい」と訴えた。 国民民主党県連の金森正代表も参院選について「立憲民主党と力を合わせる。そのかじ取りを連合に託しながら頑張る」と説明。「皆さんの力で国を変えていこう」と呼びかけた。 一見勝之知事は、客による迷惑行為などのカスタマーハラスメントを防ぐ条例の制定を進めると説明。庁内組織の見直しなどを通じて中小・零細企業の支援を強化する考えも示した。 この日は構成組織から約200人の組合員が出席した。あいさつの後は隣接するホテルグリーンパーク津に会場を移し、来賓を含めて約320人が出席。鏡開きで新年を祝った。