1月は正月で酒が飲めるぞ~「日本全国酒飲み音頭」のバラクーダー復活!平均81歳、狙う紅白「今でもいける」
♪酒が飲める 飲めるぞ~ 酒が飲めるぞ~ 月別の行事や都道府県の名物などを肴(さかな)にお酒を飲む、というユニークな歌詞の「日本全国酒飲み音頭」。1979年に大ヒットし、今でも年末の忘年会シーズンになると流れ、CM曲やテレビ番組の挿入歌など多くのシーンで起用されているが、この楽曲を歌う2人組コミックバンド「バラクーダー」が、このほど38年ぶりに復活することになった。80歳前後となったメンバーの岡本圭司(83)とベートーベン鈴木(79)は「もうひと花咲かせる」と意気込んでいる。 【写真】平均年齢81!まだまだ行けるぞ「バラクーダー」 発売から45年。累計150万枚の売り上げを誇るこの“酒飲み音頭”を歌う「バラクーダー」だが、86年に解散したこともあり、「“曲は有名だけど、歌っている人は知らない”とよく言われる」(鈴木)と、ユニークな楽曲は世に深く浸透している一方で、歌唱者は意外と知られていなかった。実はほかにも「チャカ・ポコ・チャ」「演歌・血液ガッタガタ」のヒット曲を持つ。 今回、復活のキッカケとなったのは、芸人仲間に誘われ、今年5月に実施した配信トーク&ライブ。2人で活動した証しを残そうとDVD収録を兼ね、この楽曲やモノマネのネタなどを披露したが、息はピッタリで長いブランクを一切感じさせず、見た人や周囲の関係者にも大好評だった。 そのため「もう一度2人でやってみようか」と復活を決めたという。ちなみに86年の解散後は、岡本が作詞家、鈴木が作曲家として活動し、多くの作品を提供してきた。また岡本は、個人や別メンバーと音楽活動をする際は「バラクーダ」(名前の最後に音引きがなし)を名乗り、鈴木との活動時の「バラクーダー」と名義を分けてきた。 今回はその「バラクーダー」として、お互いが80歳前後というタイミングでの復活だが、岡本は「2人で築いた財産があるし、もったいないので、もう少し頑張ろうと思う。死ぬまでにもう一回花を咲かせたい」と誓う。鈴木も「今から新ネタというより、昔のネタでも十分勝負できると思う。実際に反応はいいし、30~40分のステージなら今でもいける」と、自信に満ちている。 今後は、14日に東京・東大島文化センターでのお笑いイベントに出演するほか、年明けには、オレオレ詐欺の被害防止をテーマにした新曲「110番はあなたの味方!」のリリースを予定している。また人気演芸番組「笑点」や、大ヒット曲がありながら果たせていない「紅白歌合戦」への出場を目指していくという。 もともと「バラクーダー」は、岡本が好きだった漫画「ゴルゴ13」の中に登場した名前が由来。魚の「カマス」の意味で「自分たちも、人に“かます(衝撃を与える)”仕事だから」と決めた。アラエイティーの2人がどんな“かまし”をみせるか。注目だ。 (よろず~ニュース編集部)
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