賞味期限7か月切れたマーマレードジャム、入院患者206人に提供…横浜市立大付属病院
横浜市立大学付属病院(金沢区)は18日、入院患者の食事に賞味期限が7か月切れたジャムを出していたと発表した。体調不良の訴えはないという。
発表によると、9~15日の昼食時などにパンを食べた1歳~90歳代の患者206人に、賞味期限が昨年11月6日のマーマレードジャムを提供した。患者の1人が個包装に記載された賞味期限に気づき、指摘した。
委託業者が病院内の倉庫でジャムが入った小箱をコンテナで保管する際、誤った賞味期限を書いた紙をコンテナに貼っていたのが原因という。同院は今後、賞味期限の確認の手順をマニュアル化し、徹底するよう指導するとしている。