「ソシエダは移籍市場を恐れる」 サッカー日本代表MF久保建英の契約解除金はリバプールにとってお手頃?【海外の反応】
サッカー日本代表MF遠藤航が所属するリバプールが、レアル・ソシエダの同代表MF久保建英を注視し続けているようだ。スペインメディア『SPORT』が、現地時間11日に報じている。久保は、バルセロナ戦で圧巻のパフォーマンスを披露し、改めて自身の価値を証明することに成功した。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 今夏に退団したMFミケル・メリーノやDFロビン・ル・ノルマンらの主力選手が引き抜かれたことでシーズン序盤から苦戦が続き、一時は降格圏にも近づいていたソシエダ。それでも、10日に行われたラ・リーガ第13節のバルセロナ戦では、好調を維持する首位相手に1-0で勝利。この白星でリーグ直近6試合で4勝1分け1敗としたソシエダは、8位に浮上した。大きな勝利を手にした一戦で攻撃陣を牽引したのは間違いなく久保だ。キレのある動きで再三、バルセロナ守備陣を翻弄し、マン・オブ・ザ・マッチにも選出された。 同メディアは、強豪相手に奮闘した23歳のアタッカーに対し、「レアル・ソシエダは今でも移籍市場を恐れているに違いない」と記した上で、「この日本人選手は今や、FWミケル・オヤルサバルを差し置いて、チームの攻撃の中心選手となっている」と久保が重要な存在であることを強調。さらに「レアル・マドリードを退団して以来、才能には疑問が持たれてきた。ラ・リーガの様々なクラブでのレンタル移籍は失敗に終わり、ポテンシャルに疑いの目が向けられていた。しかし、サン・セバスティアンにやってきた久保は、レアル・ソシエダのスター選手となった」とこれまでの成長ぶりを伝えている。 ラ・リーガを代表するウインガーに成長した久保に、「今でも多くのクラブが興味を示しており、特にイングランドのクラブから獲得を熱望している。この日本人選手を追っているのはリバプールだ。アンフィールドでは、モハメド・サラーがいつか離れる時がくることを認識しており、久保はアルネ・スロットのプランの中で、彼に代わる理想的なピースだ」と報じている。『SPORT』によれば、プレミアリーグの強豪クラブにとって久保の契約解除金6000万ユーロ(約98億円)は手頃な価格だという。果たして久保は、近い将来に活躍の場をプレミアリーグへ移すことになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部