米人気ドラマ「ARROW」も好調、コードネーム「カタナ」演じる福島リラとは?
2003年に渡米、2004年には高級ファッションブランドのワールドキャンペーンモデルとして雑誌やCMにも出演。その後も、数々の有名ブランドのキャンペーン広告のほか、国内外のファッション、カルチャーシーンを中心に幅広く活躍する福島リラ。最近では、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』で、ヒュー・ジャックマン演じるローガンの相棒ユキオに抜擢されたことが記憶に新しい。昨年は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」や映画「トワイライトささらさや」等に出演した。また、米人気ドラマ「ARROW」シリーズ3では、日本刀の達人カタナことタツ・ヤマシロ役を演じる。2015年もその活躍に世界中が注目する福島リラに、話を聞いた。
人との出会いが自分にとって大きな意味を持っていた
──2014年はどんな年でしたか? 新しい事に沢山チャレンジした年でしたね。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の出演はもちろん、もう一つ出演したNHKの「ロング・グッドバイ」というドラマでは歌姫役として劇中で歌うシーンもありました。モデルと女優では、自分の身体一つでその瞬間その瞬間を勝負するモデルとは違って、女優さんのお仕事は、脚本をいただいて撮影に入るまでの間にあらゆる準備をする。そういう意味でいえば、プロセスそのものが違いますが、カメラの前で仕事をするという点だけは共通してますね。昨年8月まで大河ドラマの撮影、9月からは「ARROW」の撮影に入っています。今もまだ撮影が残っているので、これからまたアメリカで撮影の日々が待っています。 ──2014年最大の収穫は? とにかく人との出会いが自分にとって大きな意味を持っていた年でもありました。世界は大きいなと改めて感じた年でもあります。お芝居はもちろんのこと、いまあらためて思うのは、『目覚め』の年だったと思います。お芝居の楽しさとの出会いと発見、この連続でしたね。 「ARROW」の現場では、撮影のペースがドラマは、映画と比べて早いので、それも新鮮です。撮影現場が、バンクーバーなんですが、周りに何もない環境での生活で、とてもシンプルである意味修行僧みたいな毎日ですよ(笑)。撮影に行って、帰ってきて食事をして、運動して、寝て、起きて・・・この繰り返し。4月まで「ARROW」の撮影が続いていますが、別プロジェクトも同時に動いています。いまは、海外と日本の割合はちょうど半々くらいですね。