「不適切にも」板東英二「元中日」爆笑も 本当はイジってはいけない凄い大投手 今も甲子園K記録→プロでGキラー、同期王貞治氏を打率2割
主演・阿部サダヲ、脚本・宮藤官九郎のTBSドラマ「不適切にもほどがある!」は8日に第7話が放送された。 令和から昭和に来た社会学者サカエ(吉田羊)と中学担任安森(中島歩)にまさかの禁断愛。サカエが安森に「見た目はドンズバでタイプ」だが、それだけで選ぶルッキズムには反対だとかで、内面長所が見つかるまで「あなたを板東英二だと思うことにしました」と告げ、なぜかミュージカルに突入した。 「バンバンバン、あなたは板東英二」と歌い、マスター(袴田吉彦)も参加して「あなたは元中日ドラゴンズ」とダンスを繰り広げた。 同作で板東がネタにされるのは「毎度おさわがせします」「金曜日の妻たちへ」ネタに続いて3被弾目。 ネット上は「元中日ドラゴンズって何の歌だよw」「元中日ドラゴンズがじわじわ来る」「元中日板東英二ウケるw」と爆笑が起こったが、板東英二がプロ野球で活躍したのは主に1960年代で、今の50歳代もリアルタイムの記憶は厳しい。 「そっか、板東英二さんが元中日ドラゴンズの選手だったこと知らない人が多いのか」「歌詞の『元中日ドラゴンズ』の意味がわからなくてググりました」との投稿も。 板東は、徳島商エースで出場した甲子園で準優勝し、大会83奪三振は今でも最多記録。中日入りし、巨人キラーとして活躍。ONと名勝負を演じ、同期の王貞治氏との対戦成績は11年で打率・206、被本塁打3本に抑えている。 芸能界でのイジられ方からは想像できないほど、野球人としてのキャリアが恐ろしく凄い人物として知られる。