Living in Sapporo《ロシア人》アリョーナさん後編 震災時の報道に興味
気候が不安定な中での仕事ぶりに感動
インターネットテレビのMCをしていた子が就職したので私がMCを引き継ぎ、その番組で知り合った友達に誘われて北海道のローカルテレビ局のミーティングに参加した縁で、テレビでレポーターをすることになりました。 メディアの裏側に興味があったこともあり、テレビマン・ラジオマンの仕事ぶりをこの目で確かめるチャンスを得て、今もいろいろと勉強中です。札幌は、特に冬の天候が不安定ですが、どんな日でも仕事に集中している中継スタッフを見て感動し尊敬しています。そして先輩アナウンサー・レポーターが、情報を丁寧に伝えること、そのために言葉を一つひとつ大事にしているのを見て、ここに私らしさをプラスした「明るく楽しく丁寧な」レポーターになりたいと思っています。 そして4月からはロシア語会話スクールもオープン、ロシア語はもちろんロシアの文化を伝えていきたいと考えています。会話中心のレッスンで、一緒に料理をしながらの日も作って、言葉と文化がリンクするような授業をしていきたいですね。ロシア語は難しいといわれますが、33文字の組み合わせですから大丈夫です! 札幌には、できる限り長く住んでいたいと思っています。北海道とロシアはこんなに近いのにお互いのことをあまり知らないので、日本とロシアの懸け橋になれるような存在になることが今の一番の目標です。