小倉は福岡県内随一の焼き肉のまち!魅力発信へマップを作製/北九州市小倉北区
どうして多いの?
ところで、小倉に焼き肉店が多いのはどうしてでしょう――? マップには、こうした疑問に応える“トリビア”も。店が立ち並んでいるのは、かつて近隣にあった炭鉱の労働者に英気を養う食事として愛されたため。衣料品店などが集まる小倉の中心部・魚町は家賃が高く、そこを囲むように焼き肉店が次々と営業を始めたといいます。 また、小倉にホルモン推しの店が多いのは、街の近くに食肉センターがあり、当日加工された新鮮なホルモンが店に届いていたことに由来するそうです。丸腸(牛の小腸を裏返したホルモンの一種)は北九州市が発祥地、という説も紹介しています。 同委員会では、第2、第3弾と取り組みを続ける方針で、動画やSNSによる情報発信、“はしご焼き肉”を楽しんでもらうイベントなどを検討しているとのことです。 市の熊丸係長は「これまでは焼き肉店同士の横のつながりがあまりなく、委員会で地域全体をPRして、市外への発信力を高めていきたい。個人的にも全店制覇を目指して各店を巡り、魅力をもっと伝えていきたいです」と意気込んでいます。
読売新聞