ダーレン・アロノフスキー監督デビュー作『π』がデジタルリマスターで蘇る 3月14日公開へ
ダーレン・アロノフスキーの監督デビュー作『π〈パイ〉』のデジタルリマスター版が3月14日よりホワイトシネクイントほかにて公開されることが決定した。 【写真】『ザ・ホエール』主演のブレンダン・フレイザー 本作は、『ブラック・スワン』や『ザ・ホエール』などで知られるアロノフスキー監督による1998年のデビュー作。数字に取りつかれた男の妄想を超感覚的に描き、サンダンス映画祭で絶賛されたカルト作品が、A24によりデジタルリマスター版でスクリーンに蘇る。 あわせて公開された予告編は、数列の中にパターンを見つけようとするマックスの仮説から始まる。目まぐるしいカットで見せる、街、薬、銃、数字、マックスの変わっていく姿が映し出されていく。また、全編にわたり流れるBGMは、本作『π』以降、『レクイエム・フォー・ドリーム』『レスラー』『ブラック・スワン』など多くのアロノフスキー監督作品の音楽を手がけているクリント・マンセルによるものだ。 キービジュアルでは、パソコンの前に座る主人公マックスの振り向いた姿とモノクロに対し鮮烈な赤を発するタイトル「π」の文字が描かれている。
リアルサウンド編集部