学校給食の牛乳に異物混入 佐賀市立小中学校全校、4月16日の給食で牛乳提供を停止
佐賀市教育委員会は15日、市内の小中学校2校の学校給食で提供された牛乳パックの内部に異物が混入する事案が発生したことを明らかにした。製造業者が原因を調べていて、16日は市立小中学校の全53校で牛乳の提供を停止する。健康被害は報告されていない。 市学事課によると、市内の小学校1校と中学校1校で15日、それぞれ給食で提供された牛乳(200ミリリットル)を飲もうとした児童や生徒が、上部の開け口や内部で黒い粒状のものを見つけた。2人は口にしなかった。牛乳の焦げなどの可能性があるという。 市教委は15日、市立小中学校の保護者にメールを通じて事案を周知した。17日以降については、引き続き対応を協議した上で決定するとしている。(古川浩司)
古川浩司