伊藤沙莉

　ＮＨＫ連続テレビ小説「虎に翼」第１２５話が２０日、放送された。寅子（伊藤沙莉）が新潟赴任中に出会った高校生・美佐江（片岡凜）が、事故死していたことが判明。美佐江が残した最後の言葉が明らかになり、視聴者は美佐江の人生に思いを巡らせた。 ◆『虎に翼』ネット大さわぎ、新たな人物相関図【写真】 　【ネタバレを含みます】 　桂場（松山ケンイチ）に真っ向から意見した航一（岡田将生）は、興奮のあまり鼻血を出し、桂場に膝枕されてしまう。 　一方、寅子のもとを、美佐江の母・佐江子（辻沢杏子）が訪ねてくる。佐江子は美佐江が亡くなったことを告げる。そして「ここに美佐江が最後に残した言葉が書かれているんです」と伝え、美佐江の手帳を寅子に見せるのだった。 　美佐江は大地主の家に生まれ、頭も良かったが、寅子に「なぜ人を殺してはいけないのか」の質問をぶつけた。東大に合格して上京したが、その後は消息不明。１８日放送の１２３話で美佐江の娘・美雪（片岡凜）が登場し、ネットで話題になっていた。 　Ｘ（旧ツイッター）では「美佐江も苦しんでいたんだな」「美佐江は恵まれた環境に生まれても心はすさんでいたんだね」「あの遺言を見ると思春期を拗らせすぎた典型的な１０代女子だったのかもしれない」「美佐江の時代にｓｎｓがあったら、吐露出来ただろうか」「田舎で特別扱いを受けて万能だと信じた美佐江さんは、井の中の蛙だったのね…」といった感想が寄せられた。