呉市・日鉄跡地の複合防衛拠点整備へ 防衛省が施設の配置案を説明 広島
防衛省は呉市の日鉄跡地で検討を進めている複合防衛拠点のゾーニング=配置についての中間案について、県や呉市などに説明しました。 防衛省が示した中間案では日鉄と協議しているなかで跡地での地盤の固さに注目してゾーニングを検討しているとしました。 地盤が強固な場所には大型工作機械が設置でき、民間誘致も含め装備品などの工場を置き、そのほかの埋立地には装備品の維持・整備や防災エリア艦艇の配備を予定しているということです。 玉井優子副知事「どれくらいの規模、雇用を生み出すような民間誘致がなされるのか、これからも詳しく説明を求めていきたい」 呉市 阿原亨副市長「(要求した)7項目をしっかりとゾーニング案の完成に向けて検討いただきたいとお願いしました」 このゾーニング案は今年度末までに完成させ、来年度予算へ施設配置の検討や測量など4.6億円を盛り込んでいます。