相次ぐ詐欺被害…投資名目で暗号資産約325万円分 デート費用として約140万円をそれぞれだまし取られる
ABS秋田放送
連日のように詐欺の被害が明らかになっています。 外国籍の男性を名乗る相手から投資をすすめられた女性が、約325万円分を、デートするための費用として、男性が約140万円をだまし取られました。 横手警察署の調べによりますと、7月、横手市に住む50代の女性のSNS・Facebookに、シンガポール国籍の男性を名乗る相手から友達申請がありました。 無料通信アプリ LINEでやり取りするうちに親近感を持つようになったということです。 その後、相手から暗号資産への投資をすすめられ、女性は購入費用として現金5万円を、指定された口座に振り込みました。 さらに暗号資産の購入を指示された女性は、3回にわたり合わせて320万円分の暗号資産を購入し、相手から指定されたアドレスに送信してだまし取られました。 女性の口座には、利益として約78万8000円が入金されたため、相手を信じたということですが、所得税が必要だと言われたことで不審に思い、被害が判明しました。 また、秋田中央警察署の調べによりますと、今月8日、秋田市に住む20代の男性が、アダルトサイトに表示された広告をみつけ、相手とLINEでやり取りを始めました。 男性は、相手から「好きな女性とデートしたいですか」「会員になると費用は還元されます」などと説明され、デートの申請費用として、指定された口座に2回にわたり、合わせて4万円あまりを送金しました。 その後、返金があったため、男性は相手を信用し、指示通りに、データの修正費用など5回にわたり、合わせて136万円あまりを送金し、だまし取られました。