9thシングル『夏が来たから』発売決定の≠ME、「私たちと一緒に青春を駆け抜けてください」
メンバーの出身地を巡るツアー
――≠MEは今年4月から7月にかけて≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」を完走。ツアーファイナルでは過去最大規模となる横浜アリーナでの公演を大成功させました。 蟹沢 このツアーを通して、ファンの皆さんとスタッフの皆さんの支えがあるからこそこうして活動できているんだなと改めて実感しました。“同じクラス”というタイトルらしくとても温かい空間を皆さんと一緒に作り上げられたし、最後は「このまま終わらないでほしい」と強く願うほどでした。こんなにも大勢の方たちがツアーに足を運んでくださり“同じクラス”になってくれたことが本当にうれしくて、節目のライブとして感慨深いものがありました。 本田 今回はメンバーの出身地を巡るツアーだったので、ファンの方の「おかえり!」という声にメンバーが「ただいま!」と応える場面が毎公演あったのですが、そのときのみんなの幸せそうな表情を見るたびに「温かい空間だな」と思いました。北は(菅波)美玲ちゃんの出身地・福島県から南はなんかちゃん(冨田)の出身地・鹿児島県まで各地でライブをしてみて、出身地もバラバラなメンバーが≠MEという一つのグループに集まっていることに奇跡を感じました。≠MEとしてみんなに出会えて本当に良かったと思いました。 冨田 私の出身地・鹿児島県にみんなが来てくれてうれしかったです。まるで私の家にみんなが遊びに来たかのような感覚があって、ドキドキして、少し気恥ずかしさもありました(笑)。でも、私の大好きな場所に大好きなみんなが来てくれて、温かい空間を一緒に作ることができて、この景色と感情は一生忘れないだろうなと思いました。そして同様に、横浜アリーナでも温かさを感じたんですよね。会場の名前を聞くだけでもドキドキするようなビッグなステージなのに、ファンの皆さんとの距離を近く感じたんです。どんなに広い会場であっても熱量次第で距離を超えられると知ることができたのが、今回のツアーでの発見でした。 蟹沢 私は神奈川県出身で、私が初めて1人でライブを観に行ったのも初めてアイドルのライブを観たのも横浜アリーナの会場なんです。だから、この公演を終えた後、自分はどんな気持ちになっているんだろうとドキドキしていました。実際にツアーを終えて、湧いてきた感情は「みんなと一緒にもっともっと走っていきたい」ということでした。「まだまだこれからだ!」と思えたのが自分でもうれしかったし、きっとメンバーみんなも同じ気持ちだったんじゃないかなと思います。 冨田 うん、私も同じ。このままの勢いでどんどん先に進んで行きたいです! ――横浜アリーナ公演を成功させたことで、さらに次のステップへ挑む自信にもなったはず。 冨田 ≠MEは結成当初からずっと東京ドームを目標に掲げています。でも最近、萌子と「東京ドームがゴールじゃない。その先もあるよね」と話していました。 ――「その先」というと、会場の規模でいえば国立競技場や日産スタジアムとか? 冨田 はい、そんな想像をしたらワクワクが止まらなくて! 結成当初から「≠MEなら行けるかも!」というような気持ちがあって、ステージを経験するたびにそれが大きくなっていくんですよね。横浜アリーナのステージを経験してさらに大きくなり、今はとても頑張りたいという気持ちで溢れています。