棚橋弘至「肉体改造計画」…2か月でウエスト12センチ減も体脂肪率が目標に届かず「続行」…「引き続きみなさん、期待してください!」
新日本プロレスは8日、大阪・松下IMPホールで「逸材BODYを取り戻せ!―棚橋弘至改造計画―』の結果発表イベントを開催した。 この計画は、棚橋と新日本が一緒に取り組んできた、“本気”の肉体改造プロジェクト。「エクストリーム・パーソナルジム」のパーソナルトレーナーであり、“ボディメイクの達人”水田吉優さんの全面バックアップを得て、4月1日から映像やショート動画、SNSを駆使して、棚橋の改造過程を徹底追跡してきた。 計画について「You Tube」での最初の配信回で、目標として掲げたのは2か月前は「102センチ」だったウエストを5センチ減の「97センチ」。さらに体脂肪を2か月前の「21・1パーセント」から「16パーセント」まで減らすことでこの目標を踏まえ、今回の結果を水田トレーナーが「成功」、「失敗」、「続行」、「終了」の4つの札から選ぶことになる。 4月1日のプロジェクトスタートから、ついにこの日を迎えた棚橋は黒いマントを身にまとい登場し「いつもいいコンディションを保っていれば、こんなことにはならなかったんですけど」と苦笑し「4年間、いろいろもがき苦しんだ、そして自分自身で結果が出なかったというところで、水田さんのお力を借りてということだったんで、かなり高いモチベーションでやらせていただきました!」と振り返った。 そして棚橋がマントを脱いで肉体を披露すると、場内からは、仕上がりにどよめきが起こった。運命の実測。水田トレーナーが計るとウエストは90センチと目標数値の97センチをクリア。体脂肪率は19・0パーセントで目標数値の16・0パーセントに届くことはできなかった。 この結果に水田トレーナーはプロジェクトの「続行!」を判定。水田トレーナーは、「ウエストに関しては棚橋さんの日々の努力の成果が出てました。体脂肪率に関しては2か月間、精一杯がんばったんですけど、現段階としては“逸材ボディ”を取り戻している途中。もう準備はできたので、むしろ私としては逸材ボディを超えたい。いまが一番カッコいいんだという、47歳でも変わるんだというところを見せたいなと思いまして、続行を選ばせていただきました」と明かした。 この判定に棚橋は「この改造計画、“セカンドシーズン”がまたどっかで始まりますので! ちょっと一回チートデイを入れて(笑)。でも、本当にやります! やります、僕は!」と表明した。そして今回挑戦した“水田式トレーニング”について「ダイエットで炭水化物は悪者みたいに思われてますけど、そこも水田さんにだいぶ意識を変えてもらいました」と振り返ると、水田トレーナーは「ダイエットはストレスを溜めないのが大事なので。お腹が空いて寝るんじゃなく、吸収できる量で炭水化物を取って睡眠の質を高めて。それで朝に有酸素運動の散歩をするかたちで」と、極意の一部を説明。棚橋も「食事制限で減らす体重より、次の日のワークアウトのパフォーマンスを上げるのが狙いですよね」と明かしていた。 さらに「水田さんのトレーニングで、『もう絶対にがんばろう!』って気持ちになれました。まだまだレスラーとして、もうひとがんばりって言うのがあるんで引き続きみなさん、期待してください! そして水田さん、よろしくお願いします!」と気合いを入れていた。
報知新聞社