上地結衣 快勝で全豪OP決勝へ、昨年のリベンジなるか 女王と激突<女子車いすテニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、車いすテニスの女子シングルス準決勝が行われ、第2シードの上地結衣が世界ランク11位のK・モンジャニ(南アフリカ)を6-1,6-4のストレートで破り、2年連続9度目の決勝進出を果たした。 29歳で世界ランク2位の上地が同大会に出場するのは11年連続12度目。2017年と2020年大会では優勝を飾っている。昨年は決勝でD・デ フロート(オランダ)に逆転負けを喫した。 今大会は2試合で失ったゲームはわずかに2。圧倒的な強さで4強入りした上地は準決勝でも強さを見せつける。アンフォーストエラーが9本と29本のモンジャニに対しミスの少ないプレーをすると、7度のブレークチャンスのうち6度のブレークに成功。1時間21分で快勝し決勝進出を決めた。 決勝では昨年逆転負けを喫したデ フロートと対戦する。デ フロートは準決勝で第3シードのJ・グリフィユン(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。