あこがれの夏服で登校 神戸市の松蔭中・高で衣替え
伝統的なデザインの制服で知られる神戸市灘区の私立松蔭中学・高校で13日、夏服への衣替えが行われた。あいにくの雨模様のなか、生徒たちは涼しげな半袖ワンピースに装いを新たにして、元気に登校した。 【写真】松蔭中高の冬服はシックな紺色ワンピース 同校の制服は大正14(1925)年からデザインがほとんど変わっていない。今も制服に憧れて入学する女子生徒が多いという。 温暖化を踏まえ、昨年と同様、例年より1週間早い衣替えとなった。神戸地方気象台によると、同日午前8時の気温は17・3度とやや肌寒く、登校時はカーディガンを羽織った生徒もいた。 同高1年の萩原小陽(こはる)さん(15)は「松蔭の制服のデザインが好きで入学した。真っ白のワンピースでかわいい」。同じく1年の金井奈菜加さん(15)は「赤色のマークがワンポイントになっていて気に入っている」と話した。