Sky High Farmが提示する、ユニークな社会貢献プロジェクト
さまざまなコラボを実現 協働で大きな力を発揮できる
ーSky High Farm Universeはアート界やファッション業界と協力し、社会貢献の形を模索していますが、これらの業界との連携がどのように始まったのか教えてください。 Sky High Farm Universeは、私たちの使命に共感し、時間と才能を共有してくれる、もっとも影響力のあるクリエイター、小売業者、ブランドと融合するプロジェクトです。 彼らは優れたストーリーテリング能力を持ち、幅広い層の顧客とプラットフォームを擁しています。これは、お客様に活動への寄付を呼びかけ、私たちが活動に引き込むもっとも説得力のある手段となります。 私たちはこれまで、コム・デ・ギャルソン、バレンシアガ、コンバース、ナイキ、ドーバーストリートマーケットなどのブランドや、マリオ・ソレンティ、サミラ・ナスル、ハイディ・ビヴェンスなどの著名人と提携を結んできました。
ーどうして、このようなコラボレーションが可能になったのでしょうか? Sky High Farmの活動は、多くの人やブランドから関心を寄せられています。多くの方が、環境問題や食料主権の重要性を理解しつつも、具体的な行動を起こす機会に恵まれないと感じているのではないでしょうか。 私たちは、土から生まれたブランドとして、環境再生型農業とサステナビリティをESG経営における重要なポイントとして掲げる企業にとって、信頼できる参加方法をご提案しています。 ーコラボレーションの際に、どのようなことを大切にしていますか? 企業との協働において、私たちは柔軟性と足並みを揃えることを重視しています。 企業にはそれぞれ独自の構造があり、画一的なシナリオやアプローチがすべてに当てはまるわけではありません。私たちは、それぞれの企業の状況に合わせた、短期的・長期的に実現可能な機会を提案します。
ーコラボレーションによって、どのような成果が得られてきましたか? Sky High Farm Workwearのブランド立ち上げから2年という短い期間で、私たちはWDPを通じて50万ドル余りの寄付を集めることができました。さらに、特別な100%チャリティープロジェクトや、企業とのパートナーシップによる支援など、間接的な手段で19万ドルを集めています。 現在、70以上の小売パートナーがWDPに積極的に参加しており、これほど多くの企業組織を結びつけることができている企業は他にないと自負しています。私たちは、個々で働くよりも協働することで、より大きな力を発揮できると信じています。 ーKAWS × Sky High Farm Workwearのカスタム、ナイキ「Air Force 1」のコラボも注目を集めましたね。 KAWS × Sky High Farm Workwearプロジェクトは、クリエイティブな共同体として活動し、サステナビリティにアプローチする私たちの姿勢を体現するものです。 ドーバーストリートマーケット・ニューヨーク(DSMNY)が10周年を記念して、ナイキとの共同プロジェクトの提案を受けました。ニューヨークらしいワークウエアをテーマにすることは自然な流れでした。 私たちは、コレクション製作をKAWSに依頼しました。彼は協力的で、素晴らしいアイディアを提供してくれました。 ナイキの「Air Force 1」とライフワークウエアをベースに、地元ニューヨーク市とハドソンバレーのパートナーと協力してカスタマイズを行いました。