イエメンのフーシ派、東地中海で船舶攻撃試みる可能性を警告
(ブルームバーグ): イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、東地中海で船舶への攻撃を試みる可能性があると警告した。
フーシ派は以前にも同様の警告を発したことがある。ただ昨年11月以降、紅海南部とアデン湾では船舶を無人機やミサイルで定期的に攻撃している一方、それらの海域を超えて攻撃できる証拠はほとんど示していない。
フーシ派の攻撃の目的は表向きにはパレスチナ支援、反イスラエルとなっている。
フーシ派のスポークスマンであるヤヒヤ・サリー氏は、3日に行った演説の中で東地中海に言及した。東地中海は、イエメンから約1900キロメートルの位置にある。
同氏はイスラエルに対し、ガザ南部のラファを攻撃しないよう警告。また、1月に始まった米英によるフーシ派拠点への攻撃でこれまでにメンバー40人が死亡したと述べた。
原題:Houthis Threaten to Try to Attack Ships in Mediterranean Sea(抜粋)
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Mohammed Hatem