四国中央・銃撃事件 犯人蔵匿の疑いで岡山の男を逮捕 愛媛県警
1月中旬に愛媛県四国中央市の商業施設で男性が銃撃されて死亡した事件で、県警特別捜査本部は8日、殺人容疑で指名手配中の指定暴力団幹部に潜伏先の住宅を提供したとして、犯人蔵匿の疑いで岡山市南区の建設業の男(59)を逮捕した。捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。 容疑は本籍四国中央市、指定暴力団池田組幹部組員の前谷祐一郎被告(62)=殺人罪などで起訴=が殺人容疑で指名手配され逃走中であると知りながら、逮捕を免れさせる目的で1月下旬~3月5日、岡山県倉敷市の知人名義の住宅に宿泊させ、かくまった疑い。 事件は1月14日午後4時ごろ、四国中央市妻鳥町の「イオンタウン川之江」敷地内で、市内の職業不詳の男性(49)が拳銃で胸などを撃たれ死亡した。捜査本部は翌日に前谷被告を公開指名手配。3月5日朝、同住宅を家宅捜索し、中にいた前谷被告を逮捕して拳銃や実弾も発見した。
愛媛新聞社