ロマンス詐欺か 坂東の59歳男性、2016万円被害 出会い系サイトで知り合い、暗号資産投資誘われる 茨城
茨城県警境署は26日、同県坂東市、会社員、男性(59)が、交流サイト(SNS)で知り合った女性を名乗る者ら計5人から、暗号資産投資名目で現金計約2016万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型ロマンス詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は9月1日、出会い系サイトで女性を名乗る者と知り合い、LINE(ライン)メッセージで連絡を取るうち恋愛感情を抱くようになった。その後、暗号資産投資に誘われ、同7~21日に、紹介された暗号資産取引所の管理担当者を名乗る者の指示通りに、4回にわたり指定口座に現金を振り込み、計約320万円をだまし取られた。 また男性は9月4日、出会い系サイトで別の女性を名乗る者と知り合い、恋愛感情を抱き、LINE(ライン)メッセージを通して暗号資産投資に誘われた。同10日~10月19日に、紹介されたサービスセンターを名乗る者や、投資アナリストを名乗る者らの指示通りに、9回にわたり指定口座に現金を振り込み、計1696万円をだまし取られた。
茨城新聞社