次期衆院選で比例代表への重複立候補が認められないことについての受け止めを語る井原巧氏＝8日、松山市

　自民党が派閥裏金事件で政治資金収支報告書に不記載があった議員に対し、次期衆院選で比例代表への重複立候補を認めない方針を打ち出したことを受け、小選挙区の区割り変更に伴う新愛媛2区に出馬予定の井原巧氏（現愛媛3区）は8日、「党として国民におわびし、新しく出直すためのけじめとするならば、受け止めて頑張っていくしかない」と述べ、小選挙区で戦う決意を示した。 　松山市内で報道陣の取材に答えた。