ヤクルトじゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(6)大チャンスも打率1割台で
2年連続のリーグ優勝から一転、昨季はリーグ5位に沈んだ東京ヤクルトスワローズ。今季は巻き返しを図るシーズンとなり、若手選手の台頭が不可欠といえる。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
赤羽由紘
・投打:右投右打 ・身長/体重:176cm/83kg ・生年月日:2000年6月29日 ・経歴:日本ウェルネス信州筑北高 - BC・信濃 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト2位 内外野の全ポジションをこなすなど、高い身体能力を誇る赤羽由紘。今季はオープン戦からバットで猛アピールを見せたが、開幕スタメンとはならなかった。 BCリーグ・信濃グランセローズで2年間プレーしたのち、2020年育成選手ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。 ルーキーイヤーは、ファームで73試合に出場して6本塁打を放つなど、長打力を発揮。プロ2年目の2022年7月には、支配下登録を勝ち取った。 昨季は初の開幕一軍入りを果たしたが、29試合の出場にとどまり、打率も.174と低調な数字に。それでも、今季のオープン戦では打率.375(16打数6安打)、2本塁打の好成績を残すなど、大きな成長を見せた。 今季も開幕一軍を勝ち取った赤羽。しかし、チームには絶対的なレギュラーが多い状況であり、開幕直後は代走や守備固めといった途中出場がメインになった。 最近は二塁や外野でスタメン出場の機会を得ており、赤羽にとってはチャンスが巡ってきている状況だ。
ベースボールチャンネル編集部