『おむすび』橋本環奈の幼なじみ役・田畑志真、朝ドラ初出演「喜びよりも驚きが…」 先輩・有村架純への憧れも語る
――女優を目指したきっかけも教えてください。 熊本にいた時にモデル事務所に誘われて入ったんですが、元々ドラマや映画を見るのが好きだったので、本当は女優になりたいという思いがずっとありました。その時に父親の転勤で東京に越してきたきっかけで、「モデルではなくお芝居がしたい」と母に伝え、スクールに入りました。 ――そして、有村さんの影響もあってフラームさんに入りたいと? はい、絶対にフラームに入りたかったです。女優さんの印象が強く、架純さんや尊敬する先輩方がたくさんいたので、ここに入りたいなと。 ――2016年に女優デビューされてから作品を重ねられてきていますが、違う道を考えることはなく、この仕事をずっと続けていきたいという思いでしょうか。 やめたいと思ったことはないですね。まだまだ経験は浅いですが、お芝居が楽しいという気持ちは始めた頃からずっと変わっていなくて、もっともっといろいろな役を演じてみたいです。 ――仕事としてやっていこうという覚悟が決まった瞬間などはありましたか? 高校3年生の時に、進学せず、この仕事に集中しようと決めた時が、これまでの自分の中では、一番覚悟を決めた瞬間だったと思います。
憧れの先輩・有村架純の出演作品を見て演技を勉強
――有村架純さんが目標であり憧れだとおっしゃっていましたが、有村さんのどんなところに魅力を感じていますか? お会いした時には体調を気遣ってくださったり、悩みを親身に聞いてくださったり、とてもお世話になっています。一つ一つの気遣いや仕草がすごく大人で、私もそんな女性になりたいと会うたび思います。 ――演技の面ではいかがですか? “演じる”のではなく、リアルに役として、そこにいるお芝居をすることに私は苦労していて、役として生きるために架純さんの出ている作品をたくさん見て勉強させていただいています。目や表情からセリフがなくても感情や気持ちが伝わってくることが、私自身まだまだできていない部分なので、そのすごさを架純さんの作品を見るたび実感しています。 ――有村さんの演技を見て、目の演技の重要性を感じられたんですね。 そうですね。表面的ではなく、目から気持ちが伝わるようなお芝居ができるように意識しています。