【京都金杯展望】実力馬ドゥアイズが重賞初制覇に照準
「京都金杯・G3」(1月5日、中京) 今回は中京での開催。注目はドゥアイズだ。マイル戦での勝ち星は洛陽Sのみだが、阪神JF3着、桜花賞5着、ヴィクトリアM4着とG1でも好走している実力馬。前走のターコイズSは勝負どころで外に膨れて瞬発力勝負でも分が悪かったが、トップハンデタイを背負ったことを思えば3着は立派だろう。中京は初めてだが、器用さを求められない広いコースは歓迎のクチ。重賞初勝利を狙う。 勢い十分なのがシャドウフューリー。条件戦から着実に地力を強化し、今回がキャリア19戦目にして初の重賞挑戦。前走のリゲルSは久々の千六だったが、前めでスムーズに折り合い、速い上がりでまとめての完勝だった。重賞で好走歴のあるメンバーが相手だっただけに、なおさら高く評価していいだろう。 アスクコンナモンダは開幕週の速い時計勝負がどうかだが、高いレベルで安定。中京マイルでも5戦4勝と相性がいい。セルバーグは昨年の中京記念を鮮やかな逃げ切りV。当舞台では5戦して2勝、3着2回と相性がいい。近走は控える形も試すなど戦法に幅が出ており、再びこの地で大駆けを狙う。復権を狙う昨年の覇者コレペティトール、連勝中と勢いのあるウォーターリヒトなど有力馬が控える。