大阪府・松井知事が定例会見9月20日(全文1)淀屋橋ダイアリーは事実誤認
子供の貧困対策、養育里親制度の普及についてお
毎日新聞:幹事社、毎日新聞のイシカワです。冒頭に2問お願いいたします。1問目ですけれども、子供の貧困対策についてお伺いします。発見から支援の実施、見守りまでをトータルでサポートするということですけども、このようなモデル事業を通じて、どのような効果を期待されますでしょうか。またこの結果を府内の子供の貧困対策にどのようにつなげていかれますでしょうか。お願いします。 松井:地域の人々の協力を得まして、多くの目で子供のそういう軽微なサインをチェックし、事態が重くなる前に必要な対策を行うことが可能となると考えています。また地域の人々がモデル事業に関わったり見たり聞いたりしてもらうことによって、身近な子供の貧困について関心を持って考えてもらう機会になると思います。このモデル事業で得たノウハウを、府内府外市町村に働き掛けて、府内全域でのセーフティーネットの充実につなげていきたいと、こう考えています。 毎日新聞:ありがとうございます。2問目ですが、養育里親制度の普及についてお伺いします。養育里親のこのはぐくみホームですけども、まだ十分に普及していないようですが、この要因についてはどのように分析されていますでしょうか。 松井:まず、これは大阪府においては戦災孤児の受け入れのために多くの児童福祉施設が設置された経過があります。また近年、児童虐待の相談対応件数や、困難な課題を抱える子供が増加したことから、ノウハウや専門性を有する施設に子供を託すということが多いと。だからこのはぐくみホームよりも、この里親よりも今の従来施設に託すことが多いというふうなところが要因だと。今般、国においてもより里親委託優先の原則が示されたところであり、本分においても広報、啓発に努めています。今後、里親への一貫した支援を拡充をし、さらに里親委託を進めていきたいと、こう思っています。 毎日新聞:了解しました。ありがとうございました。 司会:それでは次のご質問お願いいたします。 読売新聞:読売新聞です。子どもの未来応援ネットワークモデル事業なんですけども、今回、門真市がこのキックオフに選ばれた理由というのを教えてください。 松井:いろんな調査から見てもね、そういうちょっと厳しい家庭環境の人が多いということで、門真市長も積極的に子供の貧困対策をやりたいという、そういう希望もありね、一度、まずモデル事業を門真でやろうということにしたということです。 司会:次のご質問をお願いいたします。 松井:なんもないんかい。 毎日放送:よろしいでしょうか。MBSの〓シミズ 00:16:08〓です。堺市南区の赤坂台にある府営団地に関して府が団地の。 司会:すいません、それは別のときに。 毎日放送:次のときに。 司会:すいません、定例記者会見は発表項目に関する質疑とさしていただいておりますので。 毎日放送:では後ほど、はい。 司会:ほかにございませんでしょうか。よろしいでしょうか。それでは定例記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。 【連載】大阪府・松井一郎知事が定例会見2017年9月20日 全文2へ続く