”名将”といえば…?いきなりリーグ優勝に導いた指揮官(2)日本一5回はもはや“圧巻”
プロスポーツにおいて、チームの指揮を執る監督には大きな責任が伴う。昨季2度目の監督就任となった阪神・岡田彰布監督は、復帰初年度から18年ぶりのセ・リーグ制覇、38年ぶり日本一に導く手腕を発揮。今季から指揮を執る巨人・阿部慎之助新監督らにも注目が集まる。ここでは、就任1年目からリーグ優勝に導いた指揮官を紹介する。
工藤公康
出身:愛知県 投打:左投左打 身長/体重:176cm/80kg 生年月日:1963年5月5日 ドラフト:1981年ドラフト6位 短期決戦で無類の強さを誇った近年のソフトバンク。同球団を率いたのが工藤公康である。 名古屋電気高校(現:愛工大名電)で活躍した工藤は、ドラフト6位で西武に入団。1985年と87年に最優秀防御率、1993年にMVPなど数々のタイトルを獲得した。 1995年からダイエーに移籍すると、2000年からは巨人の一員に。最後は再び西武でプレーしてマウンドに別れを告げた。 2014年オフ、ソフトバンクの監督に就任した工藤。プレッシャーをものともせず、2015年9月17日に優勝を果たした。 また、翌年以降は優勝から遠ざかるも、クライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズで見事な手腕を発揮した。2019年・20年は巨人を相手に日本シリーズで2年連続4連勝フィニッシュ。監督としても球界の歴史に名を残した。
ベースボールチャンネル編集部