“ホタルイカ爆湧き”の看板も「今年は当たり年」1人で100キロ超獲る猛者まで…“海のオーロラ”見られるのは運しだい 富山
3月1日に解禁されたホタルイカ漁。 今年は本当に当たり年だそうです。中には個人で100キロ以上のホタルイカを獲る人もいて、釣具店では「ホタルイカ爆湧き」という看板まで掲げられました。 【写真を見る】“ホタルイカ爆湧き”の看板も「今年は当たり年」1人で100キロ超獲る猛者まで…“海のオーロラ”見られるのは運しだい 富山 「ここやばいで」 海面に浮かぶたくさんのホタルイカ。 これは3月11日から12日未明にかけて富山湾で撮影された映像です。 10年ほど前から、ホタルイカを獲っているという通称ゆうさん。3月12日、仲間から「すごく獲れている」と連絡を受け岩瀬浜に行きました。 ホタルイカを獲るのが趣味ゆうさん:「一面、岩瀬浜の方は打ち上げられたホタルイカが“数万匹”みたいな感じで打ちあがっていたのでそれを超える量が直前に来ていたというのはちょっと話を聞いてびっくりしました」 3月11日夜に撮影された写真がこちら。海岸線が青白く染まりまるで海のオーロラのようです。 ■“数万匹”のホタルイカの幻想的な青白い光 これは「身投げ」と呼ばれる現象です。3月から5月にかけて見られ、新月に近く、晴れて海が穏やかな夜に発生しやすいといわれています。 ホタルイカが海岸近くまで集まって来たときに、波打ち際にいるホタルイカを海に入って網ですくえるのです。 しかし、ゆうさんが浜に到着したのは3月12日の午前6時ごろ、すでにホタルイカは少なくなっていて、そのときは13匹しか獲れなかったといいます。 今年はホタルイカ漁も順調です。3月1日の漁解禁日には、水橋漁港で432キロ、滑川漁港で106キロが獲れました。 去年は漁解禁日にわずか59匹だったのと大きな違いです。水橋漁民合同組合の組合長によると現時点までの漁獲量は例年以上、特に、新月に近い3月10日ごろから漁獲量が増えたといいます。 富山市のつり具店、フィッシャーズ富山店では。 佐藤優里アナウンサー:「すぐ目の前に見てください。ホタルイカの爆わきと書かれたボードがあります」 「ホタルイカ爆湧き、今年は当たり年」と書かれた看板。中には100キロ以上も獲った猛者もいるとか…。