香川県の合計特殊出生率が過去最低の1.40 池田知事「待ったなしの状況」【香川】
岡山放送
香川県の2023年の合計特殊出生率が過去最低となったことに対し、池田知事は強い危機感を示したうえで子育て環境の整備に力を入れる方針を示しました。 (香川県 池田豊人知事) 「将来の日本の発展、香川県の発展を考えた場合大変危機的な状況であり、社会全体でこの問題を捉えていく待ったなしの状況」 池田知事は6月10日の会見でこのように述べ、強い危機感を示しました。 香川県の2023年の合計特殊出生率は1.40で、2022年に比べて0.05ポイント低下し過去最低となりました。 こうした現状について池田知事は希望する人が結婚・出産できるように、共働きを前提とした多様な働き方を許容する社会づくりが必要と話しました。 そのうえで子育てに関する相談や支援が受けられる「かがわ子育てステーション」の設置推進など、安心して子育てができる環境づくりを県として進めたい考えを示しました。
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