【ヤクルト】引退発表の青木宣親へ届ける勝利 会見で涙を流した村上宗隆が先制3ラン 背番号「1」を継ぐ山田哲人もマルチ安打 “青木塾”の山野太一も力投
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト7-2巨人(13日、神宮球場) ヤクルトは初回に村上宗隆選手が26号3ランを放つなど、試合を優位に進め巨人に勝利しました。 【画像】青木宣親選手の引退会見で涙を流す村上宗隆選手 試合前に42歳、チームのレジェンド青木宣親選手が今季限りで引退することを発表。引退会見では1年目オフから自主トレをともにした村上選手が花束を渡し、涙を流しました。 初回、巨人先発の山崎伊織投手から1アウト1、2塁のチャンスをつくると、村上選手がフルスイング。確信の一発はセンターバックスクリーンへ26号3ランとなります。さらに3回には青木選手が背負った背番号「23」や「1」を受け継ぐ山田哲人選手がレフトへタイムリーヒット。山崎投手を3回途中でノックアウトします。 投げては先発の山野太一投手が好投。青木選手とは自主トレを行う4年目の左腕は、4回まで1人のランナーも出さず。5回まで四球1つのノーヒットピッチングをみせます。 6回、岸田行倫選手に初ヒットを浴びると、丸佳浩選手に2ランを献上。それでも直後の攻撃では、今季1軍デビューを果たした3年目の岩田幸宏選手がこの日2本目タイムリー。すかさず突き放します。 援護を受けた山野投手は、7、8回とヒットを許しながらも無失点。9回は木澤尚文投手が締めました。 8回球数104球を投げ4安打2失点の力投をみせた山野投手が、今季2勝目。チームは先発野手全員安打の13安打7得点で勝利をつかみました。