【高校サッカー広島全力応援】堅忍不抜を貫く堅い守備「広島国際学院」を応援したい5つのこと
広島県南西部に位置し、広島市中心部にほど近い場所にある安芸郡海田町。町を東から西へと流れ、瀬戸内海へとそそぐ瀬野川のほとりにあるのが、広島代表・広島国際学院です。 12 月 28 日に開幕する第 103 回全国高校サッカー選手権大会に出場し、12 月 29 日の1回戦、前回大会で勝利した静岡代表・静岡学園と浦和駒場スタジアムで対戦する広島代表・広島国際学院の応援したい5つのポイントを紹介します。
1.ロックスターも賞金王も
広島国際学院は前身の「広島高等予備校」が1927年広島市に創立されました。1946年に海田町に移転し校名変更も経て現在に至ります。ロックミュージシャン矢沢永吉さんのほか、2024年の男子ゴルフ日本ツアー賞金王の金谷拓実プロも学校のOBです。今年はゴルフ部が全国大会に出場したほか、空手道部・硬式テニス部・陸上部がインターハイに出場。現役生も幅広く活躍を続けています。
2.2大会連続出場!超えられるか先輩たちを
サッカー部の創部は1954年。昨年、インターハイと選手権で念願の全国大会初出場を果たしました。前回大会では国立競技場での開幕戦で早稲田実に2-0で勝利。2回戦の静岡学園戦ではPK戦の末に勝利を収め、全国ベスト16の成績を残しました。 2年連続出場の今大会では、静岡学園と再びのマッチアップ。リベンジに燃える相手に勝ち、先輩たちの成績を超えることを目標に選手たちは努力を重ねています。
3.新スタジアム決戦!自慢の守備力で「ほこ・たて対決」を制する
11 月の全国高校サッカー選手権大会広島県大会決勝。準決勝まで無失点の広島国際学院は、準決勝まで11得点の攻撃力が武器の瀬戸内と戦いました。 舞台はJリーグ・サンフレッチェ広島の本拠地、今年開業したエディオンピースウイング広島。両校全校応援という盛り上がりのなかキックオフしました。 試合は前半38分、上光碧選手(3年)のロングスローから喜々津夢斗選手(3年)がヘディングシュートを決めて先制点。後半19分にも、中石圭亮選手(3年)のパスを受けた喜々津選手が右足でシュートを放って追加点をあげました。攻勢を強める瀬戸内に対し、GK加藤翔正選手(3年)がゴールを許さず2-0で勝利。無失点で県大会優勝を飾り、2大会連続の全国出場を決めました。