再送-印タタ・モーターズ、7─9月期は減収減益 JLR・国内不振で
(販売台数の10%減はJLR部門であることを明確にして一部修正しました) Nandan Mandayam [8日 ロイター] - インド自動車大手タタ・モーターズが8日発表した第2・四半期(7─9月)決算は、減収減益となった。傘下の高級車部門、英ジャガー・ランドローバー(JLR)と国内事業の不振が業績を圧迫した。 利益は前年同期比11%減の334億3000万ルピー(3億9640万ドル)となり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の439億6000万ルピーを下回った。 JLR部門はアルミニウムの主要供給元が混乱した影響で販売台数が10%減少、販促費の増加が売上高を1%押し下げた。 タタはJLR部門の収益について、アルミニウム供給元の混乱が緩和するため下半期(2025年3月終了)には回復すると見込んでいる。JLRはグループ売上高全体の3分の2を占める。 国内自動車製造部門の売上高は需要低迷が響いて4%減となり、商用車部門の売上高は14%減少した。 JLRは今年度通期の業績見通しで、利払い・税引き前利益(EBIT)率を従来の8.5%、売上高を300億ポンド(388億6000万ドル)にそれぞれ据え置いた。 国内の電気自動車(EV)の販売不振と競争の激化についての質問に、PB・バラジ最高財務責任者(CFO)は、タタは市場での圧倒的な地位を維持するのに十分に広範なポートフォリオを保有していると回答した。