“ハードル高く、山のよう”成河が翻訳・訳詞も、ソロ弾き語りミュージカル「ライオン」来日&日本版上演
「ミュージカル『ライオン』来日版・日本版」が12月19日から23日まで東京・品川プリンスホテル クラブeXで上演される。 本作は、2015年のドラマ・デスク・アワードで最優秀ソロパフォーマンス賞を受賞した、ベンジャミン・ショイヤーによる自伝的ミュージカル。ショイヤーが脚本・作曲・作詞を手がける本作では、1人の出演者がギターを弾き語り、物語が展開する。 数学者の父親と、ギターを弾くことで心を交わしていた数学嫌いのベン。音楽の絆でつながれた2人の関係性は、ベンが14歳のときの出来事をきっかけに、変わってしまう。しかし、寮生活だった男子校時代、駅で出会った女性との恋愛中など、移ろいゆく時間の中で、ベンのそばにはいつも音楽があって……。 日本初演となる今回は、アレックス・ステンハウス、ショーン・ダニエルズによる演出のもと、日本語字幕付の来日版と日本版が上演される。来日版ではマックス・アレクサンダー・テイラー、日本版では成河がそれぞれベン役を担当。さらに成河は本作で、ミュージカルのプロデュース団体・Merrycreationの宮野つくりとタッグを組み、翻訳・訳詞に初挑戦する。成河は「ハードルはとても高いし山のようにありますが、それをいろいろな方たちと協力して超えていきたいと思います。ベンジャミンの私小説であるこの物語、主人公ベンに起こった出来事、苦悩、そして手に入れたもの、を純粋にお客様にお伝えしたいと思います」と意気込みを語った。チケット販売の詳細は続報を待とう。 ■ 成河コメント シンガーソングライターのベンジャミンが作った生々しく美しい楽曲は胸に迫るものがあり、ぜひこの作品をやりたいと思いました。難易度の高いギターを弾きながら歌う、一人芝居。そして今回は翻訳・訳詞にも挑戦しています。ハードルはとても高いし山のようにありますが、それをいろいろな方たちと協力して超えていきたいと思います。ベンジャミンの私小説であるこの物語、主人公ベンに起こった出来事、苦悩、そして手に入れたもの、を純粋にお客様にお伝えしたいと思います。 皆様にとっても特別な体験になるような舞台をお届けいたしますので、劇場でご一緒していただければ幸いです ■ ミュージカル「ライオン」来日版・日本版 2024年12月19日(木)~23日(月) 東京都 品川プリンスホテル クラブeX □ スタッフ 脚本・作曲・作詞:ベンジャミン・ショイヤー 演出:アレックス・ステンハウス / ショーン・ダニエルズ 翻訳・訳詞:宮野つくり / 成河 □ 出演 来日版 ベン:マックス・アレクサンダー・テイラー 日本版 ベン:成河