【大分】災害に備え高齢者施設が連携
大分朝日放送
高齢者福祉施設が連携して大雨災害を想定した防災訓練に取り組みました。 全国各地で豪雨による被害が相次いでいることから、万一災害が起きた時にも利用者が困らないようにと中津市内2つの社会福祉法人が2023年から合同で訓練をしています。 線状降水帯が発生して大雨が降り、自治体から避難情報が出されたという想定で、4つの施設が連携して避難訓練をしました。 レベル3の高齢者等避難が出ると山国・耶馬溪・三光にある施設から、入所者や付き添いの職員15人ほどが市の指定管理施設豊寿園に避難。 場所の確保や食事の用意など受け入れ態勢が整えられているかを確認しました。 NPO法人リエラ 松永鎌矢代表理事 「ここの施設で足りない備品があったりとか、避難してくる施設側がこの施設に来る時に何を持って来るべきなのかとか(今後)課題を反映していくような形になる」 豊寿園では今回の訓練をもとに、受け入れ態勢などについてのマニュアルを見直していきたいとしています。