"負けない投資家"は四季報「秋号」のドコに注目したのか
四季報の最新号のどこに注目すべきか。“負けない投資家”の推奨ポイントを説明します(写真:編集部撮影)
『会社四季報』の最新号である 2024年4集(秋号) が9月13日に発売となりました。株式投資をするなら必携のバイブルですので、もし手に入れていないならすぐに入手しましょう。 今は口座を開設している証券会社のサイトで『会社四季報』のデータを見ることができますが、個人的には紙ベースのほうが見やすい、探しやすいことも多いです。定期購読を利用して、店頭での発売より家に届くように、かつ、買い忘れのないようにしています。 筆者は会社予想と四季報予想の差が大きい銘柄にまず注目しています。この差が大きい銘柄は、『会社四季報』編集部が「会社予想は過大だ、もしくは過少だ」と判断しているわけですから、何かしら理由があります。そして、その理由は四季報の各銘柄ページの本文に書いてあることが多いです。 必ずしも「会社予想が誤っていて、四季報予想が正しい」というわけではありませんが、例えば会社予想より四季報予想が悪く、かつ株価が最近低迷しているような場合は、プロ投資家も会社予想ではなく四季報予想に近い予想をしている可能性が高くなります。そうであれば、「しばらく新規投資は控えて様子を見よう」という選択もできるのです。
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足立 武志