アジア系有権者団体の調査で「米アジア系有権者3人のうち2人がハリス氏を支持」
韓国系米国人を含め、米国内のアジア系有権者は民主党の大統領選候補であるカマラ・ハリス副大統領を支持していることが分かった。 アジア系・ハワイ先住民・太平洋諸島系米国人(AANHPI)有権者団体「APIAVote(vote)」がシカゴ大学世論研究センター(NORC)と共同で3~9日、韓国系などAANHPI有権者1123人を対象に実施し、24日(現地時間)に公開した世論調査によると、ハリス副大統領は66%の支持を得てトランプ前大統領(28%)を大きくリードした。 上半期(4~5月)の調査の際、当時民主党大統領候補だったバイデン大統領の場合、46%の支持率(トランプ前大統領31%)を記録したことに比較すると、ハリス副大統領のAANHPI有権者支持率はバイデン大統領より20ポイントも高い数値だ。 大統領候補好感度調査では、ハリス副大統領に対しては好感(62%)意見が多い反面、トランプ前大統領に対しては全体回答者の70%が非好感だと答えた。 投票参加の意向を問う質問には、全体の77%が「確実に投票する」と答え、これは今年上半期(68%)より高くなった。 しかし、2020年の大統領選挙の時(82%)に比べると低い水準だ。 ハリス氏のアイデンティティの中で重要なことを尋ねる質問には、全体の38%が「女性」を選び、「アジア系」と答えた回答は27%にとどまった。