清水は仙台に敗れて首位陥落 [写真]＝J.LEAGUE via Getty Images

　2024明治安田J2リーグ第25節の9試合が3日に行われた。 　22戦無敗のV・ファーレン長崎は、ホームで水戸ホーリーホックと対戦した。17分にセットプレーで水戸の先行を許したものの、前半終了間際にマテウス・ジェズスが試合を振り出しに戻し、同点で折り返す。すると後半開始早々、今夏から水戸に加わった中島大嘉のデビュー戦でのゴールを許し、長崎は再び追いかける展開に。今季はこの状況から何度も勝ち点を拾ってきた長崎だったが、最後まで2点目が遠く、リーグ戦23試合ぶりの2敗目を喫した。 【ゴール動画】長崎の無敗記録を止めたのは水戸の新加入FW中島大嘉！ 　前節首位に返り咲いた清水エスパルスは、敵地でベガルタ仙台と対戦。4分に仙台の先制点を許したものの、38分にデビュー戦の宇野禅斗が初ゴールを挙げて追いつく。しかし52分に仙台の勝ち越しを許すとそのまま逃げ切られ、清水は4試合ぶりの黒星となった。 　横浜FCはホームでジェフユナイテッド千葉と対戦した。猛攻を受けて42分に千葉の先制を許したものの、終盤に怒涛の反撃。後半アディショナルタイム1分に村田透馬が試合を振り出しに戻すと、その1分後に伊藤翔が逆転ゴールをマーク。2試合ぶりの白星で無敗を「11」に伸ばした横浜FCが、首位の座を奪い返した。 　栃木SCは敵地でロアッソ熊本を破って4試合ぶり白星。藤枝MYFCは千葉寛汰の移籍後初ゴールなど3得点で鹿児島ユナイテッドFCに逆転勝利した。 　徳島ヴォルティスは愛媛FCとの“四国ダービー”を制して3連勝を飾った。レノファ山口FCは大分トリニータを1－0で下して直近6戦で3勝目を挙げた。 　ファジアーノ岡山vsモンテディオ山形は1－1のドロー決着。53分に鈴木喜丈のゴールで岡山が先手をとったものの、その直後に山形新加入の土居聖真が同点ゴールを挙げた。 　ヴァンフォーレ甲府はリーグ戦11試合ぶりの白星。終盤に内藤大和が試合の均衡を破り、ザスパ群馬を1－0で下した。 　今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。